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2025年 主な活動状況

  • 執筆者の写真: 聡 片田
    聡 片田
  • 9 時間前
  • 読了時間: 3分

A. トルコ海事産業視察(6月18日~19日)

今回の視察では、主に修理・定期ドックなどを担う造船所:Kuzey Star造船所、Gemak造船、Besiktas造船、Desan造船、Ozata造船や、修理・定期ドックだけでなく、様々な新造船を建造するTersan造船、Sefine造船、小型船を建造するAtlas造船、タグボートの建造を専門とするUzmar造船の9つの造船所や、ばら積み貨物用グラブ製造のGuven Grab製造、救助艇整備や救命道具の製造を行うOnursan、主機エンジンなどの整備を行うMatra Worksの3つの海洋機器製造・整備会社を訪問しました。また、船舶のあらゆる修理業務を手掛けるE


uroasia Marine Service社、ITを活用した船員教育を行うMaritime Trainer社の海事サービスプロバイダーとも面会しました。

視 察にご協力いただいたトルコ海事関連企業の皆様に感謝申し上げます。また、ご参加いただいた皆様には、近年、欧州船主が積極的な活用しており、その存在感を高めているトルコ海事産業の現状をご理解いただけたのではないかと考えています。今年も、6月初旬に、ポシドニア訪問も兼ねた視察ツアーを行う予定です。




B.第9回アフリカ開発会議(TICAD9)(8月21日)

8月20-22日横浜で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD9)にて、JETROイスタンブル主催の「トルコと連携したアフリカ展開」と言うセミナーで、パネリストとして登壇しました。今回は、海事分野での協力によるアフリカへの進出についてのプレゼンを行いました。日本は、世界最大の船主国で、大手海運会社を持つ海運国、また、造船、舶用機器分野でも世界のトップクラスにいます。トルコは、修繕や定期ドック、解撤やリサイクル、大型ヨット製造などの分野で、世界トップクラスにあります。今後、急速に人口が増え、産業の移管が追い付かないアフリカに、多くの労働力を必要とする海事産業が新たに展開する事は、必然であるとすら思っています。ぜひ将来、日本とトルコが組んで、海事分野での、アフリカ進出が実現したら嬉しい限りです。このような日本とトルコの協力による海事産業の発展に、微力ながら、尽力して行きたいと思います。



Cトルコのシップリサイクルヤード視察(11月24日~25日)

船舶解撤は、海運業界の持続可能性にとって不可欠な産業です。日本では、二酸化炭素排出量削減のため、鉄鋼生産を高炉から電炉へと移行させ始めています。将来、鉄源となるスクラップの不足につながります。鉄源確保の観点から、日本企業の船舶解撤への関与は極めて重要です。今回、訪問サポートの依頼を頂いた日本の企業は、海事産業とは関係のない企業でしたが、そのような企業がシップリサイクルに関心を持つことは重要であり、今回の視察は有意義なものだと感じました。2000年代初頭に大幅に増加した船腹は、現在、引退の時期に向かっていますが、スクラップ処理能力が不足する可能性は高く。もし、リサイクル・ヤードで大量の船舶を取り扱うことになると、多くの安全上の問題が生じます。注目されている造船に加え、長く使うために必要な修繕ドックや、船舶スクラップ・リサイクルへの投資も促進されるべきです。この点、船舶修理や船舶解撤事業に強みを持つトルコとの協力は、引き続き検討すべき選択肢だと考えています。今回は、Bereket社、Avsar社、Simsekler社、Sok Maritime社、BMS社、Leyal社、Ege Celik社の6社のリサイクル・ヤードと業界団体Gemi Sanderを訪問しました。



 
 
 

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