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海と船が繋ぐ日本とトルコ 
トルコの海事産業を日本に届ける 
TJエンタープライズ

About us

ー ご挨拶 ー

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2017年から約8年間、海運会社の駐在としてイスタンブルで勤務しました。

30年以上、海運会社で勤務していましたが、トルコに関わる業務の経験はありませんでした。正直、トルコに海事産業があることすら知りませんでした。しかし、トルコに来て、トルコの海事産業の凄さには驚きました。

トルコの海事産業は、隣国ギリシアなどの欧州船主に支えられて発展を続けています。

このようなトルコの海事産業の皆様は、世界でもトップクラスにある日本の船主の皆様との取引を希望しており、私の帰任に際して、日本との橋渡しをお願いされました。

私もこのようなトルコの海事産業を日本の皆様に、ご紹介したいと思いましたし、それにより、日本とトルコの海事産業の繋がりを深められればと考えております。

その活動を円滑に行うべく、TurkiyeとJapanの頭文字を頂き、新たな会社を設立することとしました。 

TJエンタープライズ 代表取締役 片田 聡

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Company Profile

ー 会社概要 ー

会社名

株式会社TJ エンタープライズ (TJ Enterprise Co. Ltd.)

登記住所

千葉県船橋市西船7‐1‐13

代表者

片田 聡 (代表取締役社長)

設立

令和7年(2025年)1月

資本金

900百万円(2025年7月現在)

決算月

毎年11月

主な事業

・海外海事企業の日本での営業支援

・本邦海事企業の海外でも営業支援

港湾貨物船

Turkish Maritime Industry

ー トルコ海事産業 ー

トルコは黒海、地中海、エーゲ海、マルマラ海と、三方を海に囲まれ、アジアとヨーロッパを跨る長い歴史を有し、西洋と東洋が交錯する地域の大国です。海事産業の歴史は長く、最初の造船所は1390年に遡り、オスマントルコの発展共に16世紀までに、トルコの造船所は世界最大規模だった様です。イスタンブル市内には最古の造船所があり、未だに稼働しています。多くの造船所が、1969年以降はイスタンブル近郊のTuzla地区に移転され、現在43の造船所が稼働しています。その後、2000年代初頭の海運バブル時に、建造能力の増強を図るべくTuzlaの対岸Yalova地区に新たな造船所集積エリアの開発が進められました。しかし、そこが稼働する頃には、海運バブルは弾けて、新造船が激減し、1隻も作らず撤退した造船所もあった様です。それ以降、生き残りをかけ、修繕に力を入れる造船所が増え、また、カラデニス社の発電船への改造工事、橋梁部品製造などへの参画で、困難な時期を乗り越えました。このようなチャレンジが、現在のトルコ造船所のスピリットの形成に繋がっています。

トルコの新造船の建造量は、年間17隻と最盛期の約10分の1(2022年)となっていますが、修繕・定検を主業とする造船所が増え、再び発展を遂げています。2003年に37の造船所が稼働していましたが、2022年時点では、84の造船所が稼働しており、修繕能力も、2013年15.7百万DWTから2022年35.2百万DWTと倍増しました。

造船業の発展と共に周辺産業も拡大しています。舶用鋼板・構造部材、プロペラ、航行・通信機器、スラスターなどのハイテク製品はまだ輸入に依存していますが、バルブ・パイプ・チェーン・アンカー・グラブなどの鉄鋼加工品、発電機、ボイラーや圧縮機、甲板・荷役機器、電線、救命艇、ドア・窓などの内装材などが多くを製造・供給できる企業が増えています。また、最大の船舶保有国であるギリシャを隣国に持ち、造船所などの海事産業が充実するトルコは補完関係にあります。船舶管理業を行うトルコ企業が増えており、国際的な船舶管理会社もイスタンブルに拠点を開設しています。昔は、船主であったトルコ企業が、船舶管理に専念する例も見かけます。そのような船舶管理に関わる事業を行う海事系の会社、例えば、船に食料や備品などを調達供給するシップチャンドラー、修理・メンテナンスを行う会社、船員向けソフトウェアの開発・供給を行う会社、船員学校などの教育関係など増えています。

トルコの造船所は、検査や修繕が中心と書きましたが、元々、船舶の輸出先の殆どがノルウェーなどの欧州であることから、環境面で最新鋭の船の建造が増えています。電気推進やLNG炊きの中型客船、砕氷船、漁船、活魚運搬船、タグボートなど多様です。また、大型ヨットの建造でも世界第2位、船舶解撤でも世界4位と、日本にも負けない海事国家と言えます。

トルコの海事産業に関して書いた弊ブログがありますので、ご一読頂ければと思います。

https://www.mol-service.com/ja/blog/the-turkish-shipping-industry-ja

Contracting companies

ー 契約各社 ご紹介 ー

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Kuzey Star shipyard

修繕ドック

2013年に設立された比較的新しい造船所ですが、定期検査・修繕・改装を主体に取り組むトルコ造船大手の1社となっている。Tuzla地区に、300mと227.5m級のフローティングドックを持ち、対岸のYalova地区にも改装などを主に手掛ける造船所を持つ。マースクラインやワレニウスなど欧州大手船主の船舶を定期的に取り扱い、同時に年間120隻以上の定期検査に対応し、同時に10隻以上の船舶の定期検査に対応することができます。LNG船の定期検査を行える設備も導入し、更に、LNG船のFSRUへの改装などの実績もあります。

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Euroasia Marine

船舶修理総合手配

同社は、船主様の船舶修理に関するあらゆるソリューションを提供する会社で、定期検査のサポート・緊急修理の実施、水中サービスなど一元手配致します。トルコでの検査・修理は勿論、中東・欧州での実績も多く、また、日本の船主の船への定期検査・修繕の対応も多数実績をもっています。パートナーであり、ジャパンエンジン社の正規修理会社であるMatra Worksでは、自社工場での主機の整備、主要金属部品などの整備も行えます。

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Guven Grab

バルク用グラブ製造

同社は、船主様の船舶修理に関するあらゆるソリューションを提供する会社で、定期検査のサポート・緊急修理の実施、水中サービスなど一元手配致します。トルコでの検査・修理は勿論、中東・欧州での実績も多く、また、日本の船主の船への定期検査・修繕の対応も多数実績をもっています。パートナーであり、ジャパンエンジン社の正規修理会社であるMatra Worksでは、自社工場での主機の整備、主要金属部品などの整備も行えます。

Matitime Trainer

船員教育

同社は、船主様の船舶修理に関するあらゆるソリューションを提供する会社で、定期検査のサポート・緊急修理の実施、水中サービスなど一元手配致します。トルコでの検査・修理は勿論、中東・欧州での実績も多く、また、日本の船主の船への定期検査・修繕の対応も多数実績をもっています。パートナーであり、ジャパンエンジン社の正規修理会社であるMatra Worksでは、自社工場での主機の整備、主要金属部品などの整備も行えます。

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Polimar Shipagent

船舶代理店

1995年設立。トルコ全土の港、海峡、沖合において船主および船舶管理会社に代理店サービスを提供。国内の造船所、事業者、関係当局と緊密な関係を築いており、トルコ海峡の交通状況と船舶動静に関する最新情報を24時間365日、迅速に提供するなど、顧客満足度の高いサービスに提供してきました。造船所代理店サービスにおいて特に豊富な経験を持ち、著名な船舶管理会社の独占代理店としてサービスを提供しています。

Akira Shipsupply

船舶代理店

AVS社から独立したAkcayir氏が設立。社名からもわかる通り、日本に対して大変好意をも持っている企業。

船舶が必要とする食糧・備品など全てを、100カ国以上のネットワークで対応するシップチャンドラー。

顧客満足を第一に考え、信頼、誠実さ、そして卓越したサービスに基づく長期的なパートナーシップの構築に努めています。

Representative Introduction

ー ​代表者紹介 ー

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片田 聡

1988年大阪商船三井船舶株式会社入社、その後、定航二部(インド定期航路配船、海峡地コンテナ航路配船)、中国語研修(北京・天津)、名古屋支店(定期航路貨物集荷)、油送船部(メタノール船事業)、自動車船部(中東アフリカ航路担当、中国・東南アジアでの完成車物流事業担当)、シンガポール駐在(自動車船部担当)、インド駐在(不定期船部門事務所設立、完成車陸送事業会社設立、完成車港湾ターミナル運営会社設立)、営業調査部(マクロ経済担当)、イースタンカーライナー社出向(在来船事業部門担当)、商船三井近海出向(重量物船・在来船部門担当)、名門大洋フェリー出向(旅客輸送部門担当)を経て、2017年2月トルコ・イスタンブル着任。2019年11月:商船三井トルコ社設立。2024年12月:帰国。
2025年1月:TJ エンタープライズ社設立。

電話:080-5944‐5109

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